野中生萌が立教大学にクライミング練習場を作ったのはなぜ?理由は出身校?

スピードクライミングで日本人初表彰台・銅メダルを獲得した注目選手の野中生萌さん。
日本はスピードクライミングにおいて他国に遅れをとっているため初の快挙となりました。
なぜ遅れをとっているのかというと練習場がないからなんです。
野中選手はそのスピードクライミングを強化させるために立教大学に練習場を作るために動いた凄い選手なんです。
野中選手がなぜ練習場を立教大学に作ったのか、どうやって作ったのかについてまとめてみました。

目次

野中生萌(のなかみほう)選手のプロフィール

スピードクライミングで日本人で初めて銅メダルを入賞した野中選手
東京オリンピックでも注目選手として話題になっています。野中選手のプロフィールを簡単にまとめてみました。

引用元:野中生萌後援会 Miho Nonaka Supporters

氏名:野中生萌(のなか みほう)
生年月日:1997年5月21日(24歳)
身長 :162 cm
体重 :52 kg
出身地:東京都豊島区
出身校:日出高校(現在:目黒日本大学高校)
所属:XFLAG
公式サイト:https://mihounonaka.com/
Instagram:https://www.instagram.com/nonaka_miho/

野中選手は9歳のときに父の山登りのトレーニングがきっかけでクライミングに出会いました。
幼少期にはクラシックバレエと器械体操を習っていて、そこで培った柔軟性を活かしながら繊細かつダイナミックなムーブで人々を魅了するクライマーとして活躍しています。
2014年、16歳でボルダリングワールドカップに日本代表として選出して有名になりました。

そんな野中選手がスピードクライミングの練習場を立教大学に作ったのはなぜなのでしょうか。

日本にはスピードクライミングの練習場が少ない

クライミング競技は「ボルダリング」「リード」「スピード」の3種目

クライミングの競技は「ボルダリング」「リード」「スピード」の3種目にわかれています。
2020年のオリンピック競技にクライミングが追加されましたが、その争点は3種目の複合となっています。
「ボルダリング」「リード」は練習場が国内にたくさんありますし
一般人でも挑戦できるようなボルダリング施設などに足を運んだ方もいるのではないでしょうか。
クライミング=ボルダリングと連想されがちですが、東京オリンピックでメダルを獲得するには「ボルダリング」「リード」のみならず「スピード」も強化する必要がありました。

スピードクライミングとは

スピード競技のルールは「同じ条件の壁をいかに早く駆け登れるかを競う」といういたって簡単なルールです。
競技用の壁は、高さ、傾斜、そしてホールドの種類と位置・角度があらかじめ定められており、会場が変わっても同じ条件で登れるように設計されています。
選手はゴール地点から吊り下げられたテープを、ハーネスを介して身体につけて登ります。

一般的には予選と決勝トーナメントで行われ、予選では同一コースが配置された2つの壁でそれぞれ1トライずつの計2トライ、決勝トーナメントではどちらかの壁で1トライのみ行うことができます。
予選は2トライのうち早い方のタイムを使用することができ、基本的には予選参加者の上位16名が決勝トーナメントに進出します。
決勝トーナメントは順位の高い選手と低い選手が1回戦で当たるように組まれ(1位と16位、2位と15位、等)タイムの早い選手が勝ち上がります。タイムが同じ場合はカウントバックが適用されますが、準決勝(残り4人)と決勝(残り2人)のラウンドで同じタイムの場合は、もう一度競技を行います。

引用元:https://www.jma-climbing.org/rule/speed

隣の選手のことを常に意識しながらの”対戦式競技”であることから、
実力が拮抗した選手同士の戦いではメンタル面の強さが要求されるスポーツなのです。

東京23区にはスピードクライミングウォールがない

スピードクライミングが練習できる場所が国内にはほとんどなく、「練習をしたくても練習できる場所がない」という状況が続いていました。
特に人が集まる東京23区には一切ありません。

東京都にあるのは以下の2つの施設のみになっています。

東京・昭島市「MORIPARK Outdoor Village(モリパーク アウトドアヴィレッジ)」
東京・西東京市「クライミングジムGIRI.GIRI」

高さや面積が必要になってくるので敷地と安全面の確保等が問題でなかなか難しい部分もあるかと思いますが
オリンピック競技になったことによって、少しずつ練習場は国内にはできてきています。

スピードクライミングを強化するべく、東京23区内に練習場を作ろうと立ち上がったのが野中選手なんです。

出身地の豊島区と連携して立教大学に練習場を設立

前述したとおり東京都23区内にスピードクライミングの練習場がないこと、
野中選手の出身地が豊島区であり、豊島区と連携して、区内にある敷地の大きい立教大学の賛同によりスピードクライミングの練習場設立のプロジェクトが始動したのです。
立教大学は出身校なのかと思われがちですが、出身校ではありません

クラウドファンディングで472万円の資金を集めた

2018年に野中選手は東京23区初となるスピードクライミングの練習場所作りに挑戦するべく、クラウドファンディングのプロジェクトを発足しました。
オリンピック競技に選ばれたこともあり、野中選手の活躍を祈るファンからの応援により、目標を大きく超える472万円(達成率188%)の支援が集まりました。

プロジェクト専用の公式サイトはこちらです

2018年12月にスピードクライミングウォール練習場完成

クラウドファンディングで集めた資金で豊島区と連携し立教大学の敷地内に東京23区内初めてのスピードクライミングウォールの設置が完成しました。
練習強化するべく、このようなプロジェクトを発足して自ら動いた野中さん本当に素敵だと思います。

立教大学にはクライミングサークルがあり、体育の授業にもクライミングがあるほど力を入れています。
未来のオリンピック候補選手が立教大学から誕生するかもしれませんね。

豊島区および立教大学の皆さんが野中選手を応援されているのが伝わってきます。

まとめ

野中選手がスピードクライミングの練習場を立教大学に設置したのは、オリンピック競技にも関わらず東京23区内に練習場がなかったことをはじめとして、出身地である豊島区と連携して区内にある立教大学にクラウドファンディングで集めた資金でそのプロジェクトを実現させました。
練習できる場所ができたことでこれからの活躍が期待されますし、未来のオリンピック選手が誕生するかもしれません。
野中選手のこれからの活躍とオリンピックでのメダル獲得を応援していきたいですね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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